鬼火電磁波痛み分け

Oの数は多い方が良いとされる

【毎週更新アニポケレポート】#2「サトシとゴウ、ルギアでゴー!」【11/24放送】

早いものでもう二話である。今回は楽しみにしていたルギア回。前置きもほどほどにさっそく本題に入ろう。

 

tenloooooooow.hatenablog.com

 

前にも書いたが、ルギアについては本当にいろいろと思うところがあるので、是非こちらの記事も読んでほしい。

 

www.youtube.com

 

www.nicovideo.jp

 

なんと今作からニコニコ動画でも見逃し配信が見られるらしい。すごいな……

 

 

 

OP前パート

歴代のトロフィー

これがあると放送前ツイッターでわかったときの衝撃。地繋ぎであるのがとてもわかりやすいし、熱い描写だ。ひょっとすると同じような経験をしてきたパラレルワールドである、という可能性は否定しきれないが、仮にそうだとしても、そのような経験をしてきたサトシなんだということに変わりは無い。

 

一話を模倣するが……

隣にピカチュウがいるというのがとても良い!!!!ピカチュウがいるだけで安定感が全然違う!ポスターとかポッポの目覚まし時計とかの家具が一話のオマージュだってわかりやすいのはここ最近の一話リメイクラッシュの大きな恩恵だと思う。

あとピカチュウの表情が可愛すぎる……

 

サトシのママ

序盤がこの展開なのはSMを彷彿とさせる。

見知ったポケモンでも初見のような反応をするのは実にサトシらしい。

 

ポケモンマスター目指して、頑張っておるか?」

あんまりSMでは強調されなかったが、今回ではそれなりに一つの目標として掲げ続けるのだろうか。

ポケモンマスター」がなんなのかという定義について書くとあまりにも脱線するのでここでは省略するが、個人的には「サトシが永遠にたどりつくことのない永遠の目標」(葛飾北斎が80歳になっても絵が描けねえとか言ってたのと同じだよ)(わかりづらい)だと思っているので(キミきめでの会話より)、ここについてもう一度定義づけが行われるのかも注目している。

 

Aパート

ワンパチ初登場

初めてワンパチに触れようとするサトシの反応が、まさしくリアルの犬と触れ合おうとする人のようで面白い。いるよねこういう人。

余談だが、「イヌヌワン」という鳴き声がやたらツイッターで面白がられている現象、これまで慣れ切ったポケモン勢以外も触れているという証拠なので非常に面白いと思っている(ポケモンの変な鳴き声はこんなものではないので慣れているポケモン勢はスルーしてしまう……)

サトシのほっぺの弾力さ……

 

新オープンする研究所

ここで初めて創設された研究所という設定を持ってくることで過去との矛盾が最低限に抑えられているのか、なるほど。

「森に、空に、海に……」という聞きなれた映画口上と同時に、「ポケモンを知ることが世界を知ること」という新しいキャッチコピーを引っ提げてくる。個人的にはこのコピーはかなり好きだ。

 

ワンパチと住むコハル

このように一匹だけ飼っている描写、「名探偵ピカチュウ」で描かれていた世界観のようである。ポケモンは決して多頭飼いして戦わせるだけのものではない、ということを強調したこの映画の影響は強いと思う。

 

モブ「もしかして、伝説のポケモンとか!?」

この世界の人間、みんなポケモンだいすきなんだな~~~~~だいすき~~~~~

 

道の邪魔をするカビゴン

クチバシティといえばやっぱりこれだよなという感じがある。

 

レイドバトル

ゴウの露骨なカウントダウンといい、卵型の煙から生まれる演出と言い、本当にポケGOを意識している。自分は忘れていたのだが、どうやらポケGOに初めてレイドバトルとして実装された伝説のポケモンはルギアらしい。本当になんでもありだな、ルギア。

ここのなんか無駄に衣装凝ってて、全部使うポケモンが違うモブも、みんながみんな主人公……って感じがして良い……

カントーを舞台にしておきながら、この各地方のポケモンが入り乱れる感じ、なんていうか「令和のカントー」というか……こういうのを見れるのが、過去地方フィーチャーの良さだと思う。

 

「ルギア、バトルしようぜ!」

このセリフはもう完全に、「キミきめ」のラスト、ホウオウへの呼びかけを想起してしまう。そのあとのサトシを慈しむような眼をするルギアもいろいろと考えさせられる。面識があるこれまでの同一個体ルギアなのか、そうではないのか……

そして新しい10まんボルトバンク!ほっぺたたくのめっちゃ可愛い……

ここで剣盾野生戦BGMアレンジを持ってくるのもなかなかタイムリーで嬉しい。

 

Bパート

ルギアの背中

羽が動いている様子とか、肌の質感とかを細かく描写してくれるの、視聴者視点からも本当に嬉しい。この不思議な生き物は生きているんだな……

 

カントーの海中

トレーナーが使うポケモンは地方入り乱れているが、野生のポケモンカントーに生息するもののみ。ここできちんと世界観が矛盾しないところとか本当に関心してしまう。

 

「俺はマサラタウンのサトシ!」「俺はクチバシティのゴウ!」

マサラタウンの」という冠詞がちゃんと仕事をしている……

 

ギャロップと並走

めざせポケモンマスターのOPオマージュ?一話でも雨の中ガルーラたちが走るシーンがあったが、やはり狙っているのだろうか。

 

ポケモンっていいよな~」

その通りです……

 

「望みさえすれば、どんなポケモンにも会える」

これ、GOやらなんやらで現実世界で本当に叶ってしまうのが、今のポケモンだと思う。

 

ゴウ「ルギアに会ったんだ!」コハル「あっそ……」

そう、この世界にはポケモンそのものにそんなに興味が無い人もまたいるのだ。それがまたひとつのリアリティだと思う。

 

サトシ「いくぞ!って声が聞こえたんだ」

サトシの性格を表しているセリフでもあるし、テレパシーを使っていたのかもしれないと考えさせるセリフでもある。やはりサトシとルギアの親和性は高いなあと思ってしまう。

 

バリヤードレギュラー化

え、レギュラーになるの!?ちょっとまさかすぎて驚いてしまった。OPでやたら強調されるなあと思ったが……

ガラルバリヤードも出たことだし、なんかそのへんの話もやるのかな。

 

カントー御三家

やはりカントーでのトレーナーデビューといったらこの三匹っしょ~~~いいよね

当然マサラタウン以外から出発するトレーナーもいるんだよなあ

 

さあ、夢と冒険とポケモンの世界へ、レッツゴー!

俺はこのセリフに生かされているのかもしれない。

 

エンディング

いろんなポケモンが出てくるEDは好きなのだが、これも例に漏れず結構好きだった。しりとりというアプローチから、地方や人気ポケモンにとらわれず様々なポケモンが出てくるのは新しくて良い。

サビでいろんなポケモンが回ってるのも「ポケットにファンタジー」の露骨なオマージュだし、赤緑の音源(というかこの曲そのものがポケモンテクノのアレンジなので当たり前なのだが)を使っているのも、良いファンサービスだと思う。

 

次回予告

そういえばこれ本放送だと無かったよね

さっそく喧嘩してるの面白いけど、あの壁を乗り越える構図は確かSMのアローラロコン回でもあったような、なかったような……

そしてついにロケット団登場。こちらのデザインもSMとXYを足して2で割ったようなやつで、期待が持てる。

 

総評

やはりルギアって良いポケモンだなあと思った。

二話の時点ですでに「少年然としたサトシ」と「セリフ回しなどは大人びているが基本的にはなんにでもぶつかっていくゴウ」がかなり両極にあるキャラクターだと描写されているので、これからのぶつかり合いが本当に楽しみだ。

 

前回

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次回

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