【P4G】スクショで振り返る初見初周 真犯人~真エンド完結まで
前回の続きから真エンド最後までです。ちょっと画像多いかも。
◆足立撃破編
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なんかどっかにもいたよねこの動機のヤツ……と思ったらこち亀の中川でした。
言語化。このゲームのひとつの軸である「見ることと見ないこと」ですね。特捜隊達は向き合い、生田目は目を背け、足立は見ようともしなかった。
すげー顔。まさか足立の3Dモデルの出来が良いことが伏線になるなんてな(そうか?)
というわけでちゃちゃっと撃破しました。前座だけあってあんまり苦戦はしませんでしたね。
なんかこのキャラが人気ある理由わかった気がしました。
マガツイザナギとかスクショ撮り忘れてますね。
◆アメノサギリ編
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ちょっと面白いポーズ。ちょっと面白い顔。
このへんもさっき言った話ですよね。めちゃくちゃ「テレビ」の話をやってちゃんとそれを言語化してくれるところが良いです。そこまで言わなくてもわかるんじゃない?ってレベル。まあちょっと全体的にこのゲームテレビに悪意ありすぎだけど。
生田目もおんなじことを言ってましたね。そういえば、元はと言えば生田目も足立も「運命の相手が映る」という噂がすべての発端なのでした。
神様が「人の可能性」とか言い出したらなんかめっちゃ女神転生っぽくなる。
というわけでアメノサギリ戦。これが出てくるムービーの処理落ちのほうが大変でした。最初ムービーで出てきたとき瞼の部分が貝殻に見えたので「ああ蜃気楼の蜃か(霧を出すので)」と思ったんですが全然違いました。これはこれでなかなか(ド直球メッセージすぎる)。
一回イゴったけどギミックを看破して無事クリア。
これ今見ると「お前たちが帰る場所の」とだけ言っていて、逆説的に「ここの霧は晴らさん」って言ってるのと同じなんですね。
パパ…………。
スクショはしませんでしたが、足立も足立で主人公たちが助けるときに銃を撃つことはできたんですよね。
このゲーム全体を一言で言ってしまうテキストのひとつ(いっぱいある)。
ちなみにこの日までに恋人であるりせのコミュランクがMAXになっていなかったのでクリスマスイベントがすっぽかされました。おいおいマジかよ……(あとでプレイ動画を見て補完しました、許して)。
というわけで無事メインシナリオ?終了です。
◆ワクワク三学期&コミュMAXイベ編
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基本的に「コミュMAXにできそうなやつをする」を目標に動きました。具体的にはさらなる覚醒と、2周目に備えた合体解禁が目当てです。
ちょっとだけタイムリー。一年を通してやるゲームは絶対どこかしらがタイムリーになるのいいですね。
そういう言葉どこで覚えてくるの?
完二による看病イベントも完備しているなんて……
おい!!!!ここすげーーーー生々しくて嫌なんだけど!!!!!!
ここに来て夜のおみくじの大切さに気付く。このテキストは面白い。
ここでもちゃんと「見る/見ない」の話をしてて偉い……。サブキャラでここまで進められたのは松永ぐらいなので、2周目で他のコミュを見るのが楽しみです。
ちなみにこのあと松永のコミュMAXは間に合いませんでした。テスト始まっちゃった……。
これ!個人的にはめっちゃ重要なセリフです。生田目と主人公たちのやってることは何も変わらなかったのではないか?という問いに対して、「テレビのヒーロー」という「見る側」の視点からアンサーを出すというのは、テレビが舞台のゲームとしてこれ以上ない答えではないでしょうか。
菜々子という幼い子供にしかこれは言えないだろうし、同時にこれは「ヒーローとは何か」という普遍的な問いに対して一周回ってメタ視点での解答にもなっているとさえ思います。見事……。
このイベント、メインシナリオの菜々子救出前にやってるとめちゃくちゃしんどいな……。
スキーめっちゃ行きたい!!!!!!!
上手すぎる。
かわいいね。
このセリフ好きすぎる。
バレンタインはちゃんと恋人と過ごしました。ドリアンとハバネロってドラマCDネタなんですね*1。
「身」じゃん*2
おい!!!なんだその存在しない記憶は!!!!!おい!!!!!!!
突然「PS2だなあ」って思ってしまう3Dモデル(キャラクターよりも額縁の感じとかにそれを見てしまう)。
あいさつ回りだとやっぱりこれが一番泣けたなあ。ストーリー上絶対クマには挨拶するし。
足立……。
で、このあと一回無事ノーマルエンドを見た後、真エンドダンジョンに行くのですが、その前にコミュMAXイベントのテキストを振り返り。
◆久慈川りせ
恋人なので一番最初に。りせは「恋愛」コミュだからか素で主人公に積極的であったり、アイドルという最も「テレビ」「見ることと見られること」「本当の自分とは何か」に近い職業だったりして、いろいろとこのゲームをやる上でわかりやすいキャラ造形だったと思います。だからりせを初周恋人に選んだのは、ロールプレイ的にも正解でした。
このセリフも、アイドルだからこそ言えて、アイドルだからこそ説得力が生まれるセリフですね。
そして最後の「素顔の自分の上からアイドルの自分のサインをする」というアイテムが、とてもわかりやすくて刺さりました。それは一見するととてもグロテスクなのだけれど、このゲームの成長というのは最終的に「元あった場所に戻る」ことが重要*3なので、これは本当に象徴的で良かったです。
それはそれとしてありがとうございます。*4
そしてカンゼオンからのコウゼオンめちゃくちゃかっこいい!!!!!!コウゼオン一番好きデザインかもしれん。
◆花村陽介
陽介もまた、「自分の居場所が物理的にも精神的にも嫌い」というスタンスから、「やっぱりこの町が好き」に気づくという、元に戻る経過の話でした。
陽介は最初の心の支えであった小西先輩を喪ってから必然的に番長に依存していくけれど、それはそれとして嫉妬やコンプレックスに苛まれる……という、良くも悪くも「相棒」だよなというのが印象的でした。そういえば格ゲーの二つ名は「キャプテン・ルサンチマン」なんでしたっけ。
だからこそ、殴り合った末のこのセリフがめちゃくちゃ刺さるんですよね。「死」を経験している関係上、陽介の「自分との向き合い度」はかなり高いと思います。
そして一番最後のイベントのこのセリフ。「一周回って」というのは、コミュイベントで獲得していく自我すべてに言える言葉で、つまりそれは、このゲームを象徴している言葉のひとつだということです。最初から肯定するのではなく、紆余曲折あって時には否定したくもなったけど、「一周回って」見つめなおす、という過程が大事なんですよね。
この見た目でアギ撃たないってマジ?
いくらガルだからって「青春の風」はちょっと面白い。なんか草生えるし。
◆里中千枝
千枝はやはりこのセリフを言ってくれたのが一番安心しました。というのも、生田目にブーメランを投げてしまっていたのは彼女なんですよね。
千枝は他のメンバーと比べると若干自分の悩みというのがわかりづらいキャラです。雪子への依存があんまり具体的に描かれないので。
ここだけ見ると陽介と似たような感じなんですけど、彼女の違うところは、「まずそもそも「自分の強さで守りたい対象」の視点が全体に向いていなかった」ことなんだと思います(陽介はまず否定したいところから始まるので)。だから、雪子一人という偏った依存先しかなかったわけで。そういえばここでの千枝も上の陽介と同じ「特別」という言葉を使ってますね。
視点が最もフラット(悪く言えば無)であった、という意味では一番番長に近いのかもしれない。最後の結論も非常に「メインシナリオ」らしいですよね。陽介もりせもどちらかというと「清濁併せ飲む」ことに重きを置いているので。
ハラエドノオオカミは撮り損ねました。ドラゴンハッスル強すぎ。
オンロードバイクのヘルメットからオフロードバイクのヘルメットになってるのがいいですね*5。
◆天城雪子
あっ、あれ……スクショは!?!?
……すみませんバッサリ撮り損ねました。2周目でちゃんと見ます。
スメオオミカミってアマテラスの別名なんですけど、スズカゴンゲンってアマテラスの荒魂であるという説があるらしいですね。なるほど。
メインメンバーでコミュMAX&再覚醒できたのはこの4人だけでした。クマが陽介とブッキングした切り来てくれなかったのが寂しい……!2周目はしっかり全コミュMAX目指します。
◆真エンドラスダン編
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このくだりが真エンドじゃないと見れないのヤバいだろ、性格悪すぎ。
""真""とか言っちゃうの面白くて良い。
いやーーーー流石にガソリンスタンドの店員は覚えてなかったなあ。最序盤だけやったのが結構前になっちゃってたのもありました。完全に初見のゲームだから何に気を付ければいいかもわからないし……。雨の日しかでてこないとか知らないし……。
ラスボスがイザナミなのは、このときはまだ「まあ、イザナギの対だしな……」程度にしか思っていませんでした。
言語化パート(ちょっと自己啓発すぎるか?)。もしかしてこの陽介のセリフ、ジュネスの「 来て、見て、触れてください。」が元だったりするんですかね……(そうなるとこのフレーズもまたこのゲームの言語化であったことになる)。
これをアイドルが言うのすごくいいですね。
このダンジョン、見た目はもちろん、「黄泉平坂」という名前や、BGMがバッドエンドスタッフロールなのも相まって、これまでやってきたゲームの中でもかなり上位に食い込むぐらい好きです。静かな狂気みたいな、もはやここからがエンドロールの始まりみたいな。
これらのイザナミの言説は一見正論なんですけど、このゲームをずっと通してやっていればそれらがすべて否定されることであることが自明なんですよね。実際、これに惑わされるメンバーがひとりもいなかったのが、シナリオの終着点という感じがして良かったです。
声の加工も相まってこのへん完全にメガテンですね。
そしてこの形態になってようやく気付きました。「そうだ、イザナギとイザナミの逸話も、真実を見ることの意味や、好奇心が招いた結果じゃないか」と……。こういうのを自分は「概念の落とし込み」と呼んでいるのですが、まさしくこれは「ゲーム全体のメッセージ」を「創世神話」に落とし込んだ結果です。自分がすべてのタロットを辿って様々なコミュニティを広げ、自分の世界を広げていくこともまた「創世」と言うことができ、そして最後に手に入れるタロットは「世界」……。全部が綺麗に繋がって、本当に気持ち良かったです。
ここで味方が庇ってくれて消えていくのがとても切ない。対象者がいない絶望……。
からの「いのる」……。
そして「幾万の真言」!!!!!あ、熱すぎる!!!!!これはまさしく「お前が千殺すなら私は千五百の産屋を建てよう」じゃないですか!!!!!
最後、其妹伊邪那美命、身自追來焉。爾千引石引塞其黃泉比良坂、其石置中、各對立而、度事戸之時、伊邪那美命言「愛我那勢命、爲如此者、汝國之人草、一日絞殺千頭。」爾伊邪那岐命詔「愛我那邇妹命、汝爲然者、吾一日立千五百產屋。」是以、一日必千人死・一日必千五百人生也。
だ、大満足すぎる……それをやってくれるとは……。しっかり日本神話やってくれたよ……。これをもってイザナギとイザナミは完全に袂を分かつんですよね、だからこれ以上の「決着」は無いのだ……。最高過ぎる……。
そして決着!!!、この絵、めっちゃすき。
なるほど、確かに節目の年かもしれない。17という単語はそれぐらいの「魔力」がありますよね。
最後は「人間の可能性」を示唆して終わるのも実にそれらしい。
真エンドの差異点かな?菜々子がちゃんと自分の気持ちを言ってくれるのも、クマが「元あった場所に戻る」というこのゲームの文脈に沿ってくれるのも、直斗が「役割が無くても必要とされることを自ら望む」のも、全部良かった、本当に……。
Never Moreはノーマルエンドでも聞いたんですけど、やっぱり全然余韻の浸り方が違いましたね。Nエンドのときも「ああああそのフレーズに歌詞が付いてスタッフロールになるのか!!!!!」というところはめっちゃ熱かったんですけど。*6
というわけで真エンドまで含めて初周終わりました!!!!!本当に良いゲームでした……。とはいえ全然コミュも見れてないしマリーも置いてけぼりだし、2周目もしっかりやります!2周目までモチベを保ってることあんまりないんですけど、これは本当に楽しみですね……。
それが終わったあとで、総括的なちゃんとした文章を書こうと考えています。