【アニポケ】まだ間に合う!全話無料期間中にこの5話だけは見て欲しい!!
アニポケ見逃し配信の全話無料期間が4月30日まで延長されました。
5月31日まで再延長されました!!!
【見逃し配信】アニメ「ポケットモンスター」 - YouTube
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現シリーズは「一話完結型である」「様々な地方とポケモンが登場する」「前シリーズ(SM)を知らなくても大丈夫」など、これまでアニポケを見てこなかった人に「こそ」見て欲しいシリーズなのですが……いかんせん現在22話!もう1話から全部見るにはかなりの量になってしまいました。
が、前述したとおりこの作品は1話完結……つまり、前の話を知らなくても見たい話だけピックアップして見ても問題ない。というわけで、「これだけは是非見て欲しい回」というのを頑張って5話厳選して布教しよう……というのがこの記事の趣旨です。ほかの回も簡単な説明を置いておくので、気になったら見てくださいね。5月31日までなのでお忘れなく。
そもそもどんな話?
「ポケモンマスターを目指すサトシと、すべてのポケモンゲットを目指すゴウが、いろんな地方に行っていろんなポケモンに会う話」
とりあえずこれだけ抑えておけば良いです。バトル担当がサトシで、ゲット担当がゴウ……とも言い換えていいかもしれない。とにかくいろいろなポケモンが出てきてくるので楽しい!そしてゲットしたポケモンもきちんと再登場の機会が与えられている(研究所に預けてそれっきり……とはならない)ので、それもまた面白い。また、今回は成長と挫折の要素がゴウに振られているため、サトシが最初からめちゃめちゃ強い先輩というのも、昔からのファンとしては嬉しいところ。
一話完結とは言ったものの、前の話で捕まえたポケモンは登場します。しかし、むしろ「えっ、そんなポケモンも捕まえてるのか」という驚きを味わうこともできるので、それはそれで面白いんじゃないでしょうか。少なくとも、その話を理解できないということにはならないと思います。前の話要素はちゃんと説明してくれるしね。ほんとにどこから見てもいいんです。
そして第20話を持って一区切りつき、今後はさらに二人の成長物語や、過去作キャラ/剣盾新登場キャラの登場……などの展開になることが予想されます。
しかし時勢が時勢、残念ながら22話の放送を持って新作の放映が中止、1話からの再放送をすることになってしまいました。これはとても悲しいことですが、ポジティブに考えれば、見返すならまさしく今、ということです。
時間が無いという人も、アニメの視聴に慣れているなら、1.5倍速ぐらいで見ても十分理解はできると思います。
是非見て欲しい回5選(放送順)
① 9話「あの日の誓い!ジョウト地方のホウオウ伝説!!」
アニポケでは非常に珍しい、ホウオウを真正面から扱った回。
ホウオウという、いわば「サトシの夢の終着点」とも言えるような存在を、「夢を追い続け、諦めた者」という対比と共に描いた傑作。
「キミにきめた」の要素と設定も兼ね備えつつ、きちんと本編一話にも触れ、サトシという存在をもう一度定義しなおしたと言っても過言ではない。サトシを「夢を追い続ける者」として描くにあたっては、絶対に避けては通れないテーマのひとつだったと言えるだろう。
また、ジョウト地方要素(土地やポケモン)が多く、「このアニメはこんな感じで各地方を描写していくんだな……」というのがわかりやすい回でもある。ムウマとか。
②11話「コハルとワンパチと、時々、ゲンガー」
アニポケに出てくる登場人物は、基本的には「ポケモン好き」で、多少差はあれどポケモンのことしか考えていないようなキャラクターが多い。だがコハル(サムネの子)は、レギュラー陣のひとりでありながら、ポケモンについてあまり興味が無く、学校生活の描写が目立つ。つまり、これまではあまりいなかった「トレーナーではない」視点のキャラクターだ。本当の犬のようにワンパチを扱っていることからもそれが伺える。
だがワンパチは犬ではなく、当然ポケモンである。日常生活にポケモンがいるということと、人とポケモンはどのように関わるべきなのか。そして、コハルにとっての夢とは何か。コハルというキャラクターの役割を明確にする、非常に重要な回。今なおコハルは本筋のシナリオには参戦しているとは言い難いので、これからの活躍に期待。
あとマジでワンパチが可愛い回。
③16話「呪われた、サトシ…!」
お話的には11話の続きなのだが、4話空いていることからもわかるように、直接的にはつながっていないので大丈夫。11話でちらっと出てきたゲンガーがメインの回。
ゲンガーというポケモンはこれまでも非常に数多くの描かれ方をしてきたが、今回はそんなゲンガーにこれまでとは全く違う新たな役割を与え、これまでにないキャラクターとして見事に確立している。(下のサムネを見ればわかるので言っちゃうけど)最終的にゲンガーはサトシが捕まえるのだが、それに至るまでの過程が本当に""サトシ""にふさわしい方法で、とても面白かった。詳しくはネタバレになるので控えるが、これまでのサトシのポケモンをある程度知っている人なら、ぐっとくるものがあるのではないだろうか。
④18話「サトシ参戦!ポケモンワールドチャンピオンシップス!!」
バトル回。この作品の大きな見どころの一つに「このポケモン、こんな魅力があったのか」というのを引き出すのが非常に上手いことが挙げられる。例えば5話では「めちゃめちゃかっこいいバリヤード」を見せ、視聴者を驚かせたのだが、今回非常識なバトルを見せてくれるのはなんとマルマイン。想像できる?めちゃくちゃかっこいいマルマイン……
また、無印時代のマチスVSサトシに触れているので、昔からのファンは嬉しいところ。そしてそれをただのファンサービスだけでなく、しっかりと意味ある文脈に落とし込んでいるところもうまい。サトシとゲンガーの相性の良さにも注目。今作のサトシはマジで強いよ。
⑤19話「ワタシはメタモン!」
最推し回。アニポケのお決まりとして、「ロケット団回は神回」というのがまことしやかに語られているが、今回も期待を裏切らない良回であった。
メタモンというロケット団が欲しがらないわけがない特殊すぎるポケモンが、なんと自らロケット団と協力して……という回なのだが、最終的にロケット団はメタモンを手放してしまう。その方法と理由が、まさしくロケット団三人組の思想そのもの。「愛と真実の悪を貫く」とはどういうことか、その答えが書いてあるといってもいいだろう。ロケット団が笑顔で吹っ飛ぶ回は神回!
あとメタモンがマジで可愛い。
マジで可愛い。
感想も書いてるので是非。ちょっと長いですが……
他の回も簡単に紹介
1話「ピカチュウ誕生!」
1話だけどピカチュウエピソード0なので、感覚的には0話。本筋には全く関係ないけど、ピカチュウというキャラクターと役割の再定義のためには重要な回だったりする。
2話「サトシとゴウ、ルギアでゴー!」
こっちが実質的な1話で、サトシとゴウの出会いの物語。ルギアに乗るシーンはマジで良い。ルギアというのは本当に万能なポケモンなのだ。
3話「フシギソウってフシギだね?」
ポケモンに焦点を当てていきます、というのがよくわかる回。サトシとゴウの違いとか、二人がどういう関係性にあるのかもわかりやすい。「フシギダネでもフシギバナでもなく、なぜフシギソウなのか」がしっかりしてて、結構好きな回。
4話「行くぜガラル地方!ヒバニーとの出会い!!」
ヒバニー加入回。出会いと別れの物語なので、一話完結ながら結構泣ける。五話の中に入れようか迷ったうちのひとつ。
キョダイマックスの描き方と、一話の中でのシナリオ運びと伏線が上手い。見てて気持ちいい部類に入る。キョダイマックスのシステムは、ぶっちゃけゲームの「穴に潜る」より好き。
6話「ポケモン大量ゲットだぜ!ミュウへの道!!」
ゴウくんがたくさんゲットしていくのは見ていて気持ちが良い。ポケモンGOをめちゃくちゃに意識していることがよくわかる回。
バリヤードがかっこいい。
全体的に少し昔(それこそまさにDP)のアニポケという感じでどこか懐かしい。ポッチャマの声もめっちゃ懐かしい。同個体ではないけど、メンツを揃えるだけで十分ファンサービスなんだな……というのがよくわかる回。
この回以降感想書けてないので、ちょっと頑張ります。
5話に入れようか迷ったうちのひとつ。「なぜハクリューとカイリューはあんなに姿が違うのか?」に妄想を交えながら踏み込むという、ポケモンをそういう見方で遊ぶ人にとってはたまらない回。図鑑説明に書いてある「カイリューの島」が舞台なことからもわかるように、「公式の一次ソースを元に解釈した二次創作」という印象が非常に強い回で、今シリーズっぽい良さが出ていると思う。
12話「ダイマックスバトル!最強王者ダンデ!!」
ついにダンデが登場する回。なんかワタルも出てきててすごい(あんまり本筋には関係なかったけど)。キョダイリザードンがただただかっこいい回です。
13話「サトシ対ダンデ!最強への道!!」
珍しく12話とほぼ地続き。サトシがダンデという目標をはじめて見据えるという意味では、重要な回になると思う。キョダイピカチュウが可愛い。けどサトシは重量級ポケモンの扱いが下手くそ(ドダイトスとか)なので、これからどうするんだろうというのは楽しみ。
14話「初イッシュ地方!遺跡でレイドバトル!!」
イッシュ地方要素100%みたいな回。むしろそれしかない。聞けば、ベストウイッシュ時代に震災もろもろでお蔵入りになってしまった古代遺跡回のリベンジに見える……らしい。普通にワクワクする良回。デスカーンの二次創作設定が好き。
15話「雪の日、カラカラのホネはどこ?」
フシギソウ回と同じく、ポケモンに焦点を当てるタイプの回。クチバシティの町の様子(バスが通ってるとか)や、ゴウの家族がはじめて描写された回で、どっちかというとそっちのほうが比重大きい気がする。
17話「ヒバニー、炎のキック!明日に向かって!!」
ぶっちゃけ今の段階だとどの役割に位置するのかいまいちわからない回。ヒバニーがバトルに勝ちたいから成長して、ついに進化してしまう……という回なのだけど、進化してからのお話をまだ全然やってないので、そのあとにもう一度見てみたい回。可愛いヒバニーはこれで見納めです。
20話「夢へ向かってゴー!サトシとゴウ!!」
なんか打ち切りみたいなサブタイで話題になった回。冒頭で言ったように21話から新章スタートみたいな感じなので、サトシとゴウの役割をもう一度明確にするみたいな意味合いが強い。実はサトシというキャラクターをメタ的に見る上では非常に重要な回なのだが、それはまた今度。
今シリーズは、一話完結だから数話ぐらい飛ばしても大丈夫な上、見逃し配信もあり、非常に追いやすいシリーズ。当記事で興味を持った方は、是非サトシとゴウの冒険をこれから一緒に楽しんでいただきたいです。